名古屋に行ったらこの日本酒だけは飲んでほしいという日本酒です(東龍、愛知)
「東龍 純米吟醸」(東春酒造、愛知)、アルコール度15度以上16度未満、精米歩合50%
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名古屋に来ることがあり、ふとデパートの酒売り場になんとなく寄ってみます。試飲をしているらしい。名前を見ると「東龍」(あずまりゅう)とある。聞いたことないなあというのが正直な感想。だいたい日本酒は名前で選ぶじぶんからすると、あんまりおいしそうな名前ではない。なんか、力強さをアピールする辛口のお酒をイメージしてしまう。
でも、せっかくなので試飲します。あれ?おいしい。甘めの味。蔵元の人に聞いてみると、甘めの酒が基本の蔵元とのこと。でも、愛知県外にはほとんど出荷していないらしい。ということは、こんかい名古屋に来て、しかもちょうど試飲をしていたといういろんな偶然が重なって飲むことのできたお酒。なにかの縁です。
四合瓶を買ってホテルでじっくり飲んでみます。やはり、おいしい。甘い香り、甘い味。米の旨みが鼻と口からつたわってくる。舌でころがすと、ピリッとした辛さもかんじる。こんど東京に戻ったら、お店の人においてくれるように頼んでみよう。