日曜だとなぜ明日仕事だからと言うのか?
いぜんからふつうに言われています。日曜に飲みに誘うと、
「明日は仕事だから」
といわれます。いままでぜんぜん気になっていなかったけど、なぜかさいきん急に気になってきた。
べつに誘ったのに断られたことが不満ということではないし。でも、正直ちょっとさびしかったりするけど、それは関係ない。
飲む相手がいなければひとりで飲めばいいだけのこと。では、なにが気になるのか?
なぜ、日曜になると、「明日は仕事だから」と言うのか?
明日が仕事なのは、月曜~木曜も同じではないのか?それとも断った人は、月曜だけ仕事であとは休みという、週休6日制の超ホワイト企業で働いているのか?そんなはずはない。
月曜に飲みに誘うと、断るセリフとしてよく聞くのがこれ。
「まだ月曜だから」「まだ週始めだから」
繰り返しますが、べつに断られたのが不満だということではありません(笑)
でも、日曜に「明日は仕事だから」と言うのなら、月曜も同じでないとおかしくないだろうか?
もちろん、理由は分かっています。
土日が休みの場合、土曜と日曜を比べて、土曜は次の日が休みなのに日曜は次の日が仕事だから、いわば1週間の仕事の始まりだから、「明日は仕事だから」と言っているのでしょう。一方、月曜の場合、次の火曜、水曜、木曜と翌日に仕事がある日が続くので、「明日は仕事だから」とは言わないのでしょう。
でも、けっきょく、翌日の仕事を理由に飲まないことには変わりありません。こう考えてみると、日本人は仕事熱心だなあと思います。いやな仕事が明日から(明日も)あるから、こんやは飲もうという流れにはなりません。
一方、
「今日は金曜だから飲もう」
というのもよく聞きます。評判のわるいプレミアムフライデーもその一種ですね。でも、なぜ金曜だから飲むのでしょう?それはもちろん、次の日仕事がないからですね。
そう考えると、日本人は、金曜に酒を飲むために、ふだん酒をがまんして仕事しているとも言えます。
仕事熱心だか、酒熱心だか、よくわかりません(笑)