さいきんの流行のものとはちょっとちがう、控えめだけど芯の強さのある日本酒(福岡、杜の蔵)
「杜の蔵」(福岡、杜の蔵)、精米歩合55%、アルコール分16度、福岡県産「夢一献」100%、
ーーーーーーーーー
じつは、いぜんから、九州、とくに北九州の日本酒はおいしいなあと感じていました。
mogumogupakupaku1111.hatenablog.com
と思っていたところ、ぐうぜん酒屋でこの日本酒を見つけてしまい、まようことなく、一直線で買ってしまいました。こちらの日本酒「杜の蔵」。「杜」と聞くとついつい仙台をイメージしてしまいますが、ちがいます。福岡・久留米の日本酒です。
さっそく、いただきます。飲んだ瞬間にさいしょに強烈に感じるのが、やわらかい口当たり。「やわらかい」と「きょうれつ」は言葉としては矛盾していますが、この日本酒の口当たりを表現する言葉としては、どちらも欠かせない。それぐらい、「やわらかい」という口当たりが伝わってきます。
そして、飲んでみると、予想どおり、とてもなめらかな味。するすると飲めてしまいます。水の如しということではありませんが、とっても飲みやすい。
後味には辛さを感じさせてくれます。ただの飲みやすい酒ではないという、このお酒のアピールでしょうか?酒を飲んでいるということをしっかり感じさせる瞬間です。
とっても控えめですが、お酒としての存在感はしっかり。芯の強さを感じます。