日々読書、時々一杯、折々投資

モグパクです。都内で働くサラリーマンです。 新書・文庫を1日1冊読むのを日課にしてます。あと、酒(主に日本酒)を飲むこと、投資をすることが好きです。

堀江貴文「本音で生きる」

堀江氏というと、思ったことをストレートに発言し行動する、というイメージがあり、この本のタイトルは、そんな堀江氏のイメージそのままという感じです。

一方で、堀江氏のマスコミから伝わるイメージとは違う側面もうかがえます。お金よりも信用が大事という話は、ちょっと意外ではないでしょうか?また、「情けは人のためにならず」ということわざは真実であると言っていますが、古いものに興味がなさそうな堀江氏が昔のことわざに従うのも、また意外ですね。

堀江氏だからできるんでしょうみたいな感想もあると思いますが、堀江氏以外の人の例も紹介されていて、クマムシ研究家の堀川大樹氏が独力で研究資金を稼ぐ方法をみてしまうと、お金がないからできないなんて言い訳はとうていできない、と観念(笑)してしまいます。

堀江氏は元々実業家ですから、てっきり、いろいろ考えた上で着手しているかと思いきやそうでもなく、とにかくやってみる、やらないことが最大のリスク、ノリのよさが大事と主張しています。小利口がいちばんよくない、とも述べていますが、ちょっと耳が痛いです。もちろん、やれば何でも成功するという楽観論は言っておらず、当然失敗することもあるとしてますが、それはそれで良いとしており、ひょっとして、質より量ということなのかもしれません。

一方で、コアバリューを絞れと述べていて、自分が得意なことだけをやり、苦手なことはそれが得意な人にやってもらえばいい、というのは、堀江氏らしい合理的な主張だと思います。

とても読みやすい本です。各章の最後にキーワードがあり、言いたいことが集約されてます。まさにノリの良い本です。