日々読書、時々一杯、折々投資

私の趣味をそのままタイトルにしました。 趣味のことでこれいいなあと思ったことを書いていきます。それが少しでもみなさまの参考になればさいわいです。

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

副業をしようと思ったときに読む本

「会社にいながら年収3000万を実現するー「10万円起業」で金持ちになる方法」和田秀樹、祥伝社黄金文庫、平成18年3月初版第1刷発行、平成20年8月第2冊発行 ーーーーーーーーー この本のプロフィールによると、和田氏は、大学在学中からベンチ…

データを見て分かったような気がしてしまったときに読む本

「データの罠 世論はこうしてつくられる」田村秀、集英社新書0360B、2006年9月第一刷発行 ーーーーーーーーーーーー 何かを相手に説明し理解してもらうとき、どれだけ分かり易い文章を並べるよりも、データを示すこと以上に効果的な方法は存在しな…

ネットに何かを書き込みたいと思ったときにまず読む本

「ネット私刑(リンチ)」安田浩一、扶桑社新書186、2015年7月初版第一刷 ーーーーーーーーーーーー 衝撃的な内容を安田氏は告白します。 何がきっかけであったのか、今では覚えていないが、いじめを回避すべく方法が見えるようになった。それは、い…

若年世代が感じるモヤモヤの原因が分かる本

「不寛容の本質ーなぜ若者を理解できないのか、なぜ年長者を許せないのか」西田亮介、経済界新書054、2017年2月初版第1刷 ーーーーーーーーーーー タイトルをみて、確かにそうだなあと感じてしまい、読んでみました。「不寛容」というと、心の狭さ…

ダメ上司の頭の中がよくわかる本

「「上司」という病」片田珠美、青春新書、2015年11月第1刷 ーーーーーーーーーーーー なぜこんなにもダメな上司ばかりなのか?多くの会社員が思うことですが、そんな疑問に答えようとしているのがこの本です。 ダメ上司みたいなテーマですと、いかに…

ゴーストライターとは何なのか、がよく分かる本

「ゴーストライター論」神山典士、平凡社新書772、2015年4月初版第1刷 ーーーーーーーーーーーーーーーーー ゴーストライターというと、本を書く才能はあるけど自分の名前では本を出せず、やむを得ず、他の人の代わりに書いている人、というマイナ…

天皇家についての雑学を知ることができる本

「天皇125代」別冊宝島編集部、宝島社新書、2014年6月第1刷 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 日本の天皇家は、世界最長の王室といわれていますが、では、いつから始まったのか、知っている方はあまりいないと思います。私も知りませんでしたが…

2017年の総選挙で自民党がなぜ勝利したのか、よくわかる本

「「強すぎる自民党」の病理ー老人支配と日本型ポピュリズム」池田信夫、PHP新書1058、2016年8月第一版第一刷 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 2017年10月22日に衆議院議員選挙、総選挙があり、またしても自民党が勝利しました。自…

どんな悩みや辛いことも大したことないと思わせてくれる本

「鋼のメンタル」百田尚樹、新潮新書679、2016年8月発行、同月2刷 ーーーーーーーーーーー 百田氏は、ときどきその発言が炎上することがありますが、それでも本人は特にそれに負けることなく、発言し続けている方というイメージで、まさにこの本の…

今日の日本酒「七賢」・山梨県

「ひやおろし 純米 七賢」山梨銘醸株式会社・山梨県 精米歩合70% ーーーーーーーーーーーー 山梨というとワインのイメージが強いですが、意外と(失礼)、日本酒もおいしいんです。すくなくとも、この「七賢」はおいしい。 味はすこし辛い。ひやおろしい…

「おもてなし」が若者を疲弊させる、と感じた本

「ブラック企業VSモンスター消費者」今野晴貴・坂倉昇平、ポプラ新書021、2014年2月第1刷発行 ーーーーーーーーーーーーーー ブラック企業、モンスター消費者の存在は、ときどき報道をにぎわしており、いまでは、とてもなじみのある言葉となって…

海外でのクールジャパン人気を一過性に終わらせないためのノウハウが学べる本

「エルメス」戸矢理衣奈、新潮新書051、2004年1月発行 ーーーーーーーーーーーーーー タイトルから予想されるとおり、この本では、とうぜんながら、エルメスのすごさ、素晴らしさを紹介する内容が大部分を占めています。外国が素晴らしいと称賛する…

「質問力」が人間関係を決める、「質問力」を磨くための本

「人を見抜く「質問力」-あの政治家の心をつかんだ66の極意」御厨貴、ポプラ新書105、2016年10月第1刷発行 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 御厨氏は「時事放談」という番組の司会を2007年から10年つとめているそうですが、…

ニート、高齢者に対するイメージが180度変わる本

「とてつもない日本」麻生太郎、新潮新書217、2007年6月発行 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 麻生元総理、現副総理兼財務大臣の本です。時々失言でマスコミをにぎわす政治家ですが、よく聞いてみると、けっこういいことを言っていたりする。…

マネジメントはじつは誰にでもできる技術であることがわかる本

「上司につける薬!-マネジメント入門」高城幸司、講談社現代新書1857、2006年9月第一刷発行 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー タイトルからすると、職場にいるダメ上司の例を紹介し、そういう上司にどのように対応したらよいのか、という…

中年が今後の人生を幸せに生きるためにどうすればいいか、教えてくれる本

「人は「感情」から老化するー前頭葉の若さを保つ習慣術」和田秀樹 祥伝社新書052 2006年11月初版第1刷 ーーーーーーーーーーーーーーー 人は誰でも年をとります。もちろん、30代ぐらいまでの人にはその実感は少ないと思いますが、30代後半以…

「大学出」、「ヤンキー」、誰でも、ムカついて不機嫌になり考えたくなくなったときに読む本

「知性の顚覆ー日本人がバカになってしまう構造ー」 著者 橋本治、朝日新書615 2017年5月第1冊発行、同年8月第4冊発行 ーーーーーーーーーーーーーーー 橋本氏が自ら書いているとおり(226ページ)、この本は「むずかしい本」です。私自身、読…

今日の日本酒「雁木」・山口県

「おりがらみ秋熟 純米吟醸 無濾過生原酒 雁木」八百新酒造株式会社・山口県 精米歩合50% ーーーーーーーーーーーー 「雁木」は山口県岩国市の日本酒です。岩国市といえばあの「獺祭」がとても有名です。「獺祭」の存在感が原因かどうか確かなところはわ…

日本のマスコミに対して持っていた自分のイメージがひっくり返る本

「本当のこと」を伝えない日本の新聞 双葉新書044 2012年7月第1刷、2012年10月第8刷 著者 マーティン・ファクラー 発行所 株式会社双葉社 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 著者のファクラー氏はニューヨーク・タイムズ東京支局長。日…

「若者はなぜ3年で辞めるのか?」城繁幸

城氏は富士通の人事部門で勤務し、その後同社を退社し現在は、人事コンサルティングとして活躍しています。この本は、そんな城氏を代表する著書の一つであり、また、そのタイトルはとても共感できるものなので、以前から読んでみたい本の一冊でしたが、なか…

「藤原道長の日常生活」倉本一宏

藤原道長といえば、日本史の授業で、「摂関政治」という言葉といっしょに聞いたことがあると思います。また、藤原道長といえば、 「この世をば我が世とぞ思う望月の欠けたる事も無しと思へば」 との和歌を連想する方もいるでしょう。まさに大権力者であり、…

「100円ショップの会計学」増田茂行

タイトルからすると、100円ショップの安さの秘密を教えてくれる本というイメージです。それはそのとおりで、「基本は、大量生産・大量販売」という説明がはじめにでてきます。そんなの言われなくても分かっているよ、と思わずつぶやいてしまいますが、も…

「教養は「事典」で磨け」成毛眞

この本、最初にタイトルの「事典」という珍しい言葉にひかれます。さらに、サブタイトルが「ネットではできない「知の技法」」です。これもひかれます。なぜならば、著者の成毛氏は、マイクロソフトの代表取締役社長をしたことがありITの専門家です。むし…

「栄光冨士」純米吟醸

今日の一杯です。 やや口当たりは辛め。ピリッとした刺激を舌で感じることができます。 でも、のどごしはなめらか、やわらかい。料理の味をジャマしない。食中酒というのがよくわかります。 秋の夜長をのんびり家で過ごす、そんなお伴になりますね。 ーーー…

「組織の掟」佐藤優

佐藤氏は現在は作家として活躍されていますが、大学卒業後は外務省に入省し、ロシアに関する情報収集・分析の専門家として、外務省本省、在ロシア日本国大使館などで勤務しています。この本は、外務省という組織に属していたころの経験がベースとなっていま…

「人生を変える勇気-踏み出せないときのアドラー心理学-」岸見一郎

この本の内容は、タイトル本体というよりは、サブタイトルに端的に現れています。何かに踏み出せないで迷っている人が一押しされたいとき、この本の読み時です。ただし、一押しの程度は、軽く押すどころか突き飛ばすぐらいの強さですので、覚悟が必要です。 …

「テレビじゃ言えない」ビートたけし

日本人なら知らない人はいないと自信を持って言える数少ない芸能人の1人です。たけし氏ほどの大物ならテレビでも言いたい放題だろう、と思いきや、この本を出したということはそうでもなく、自制しているところがあるということで、タイトルから、その意外…

「5時に帰るドイツ人、5時から頑張る日本人」熊谷徹

熊谷氏はNHKで8年間、記者として勤務し、その後、フリージャーナリストとして独立。ドイツに移住し27年間働いており、この日本とドイツにおける勤務経験などを踏まえてこの本を書いています。 タイトルをみると、単純に日本とドイツを比較しひたすらド…

「あの会社はこうして潰れた」藤森徹

藤森氏は、民間信用調査会社の帝国データバンクにおいて、倒産を扱う情報部で25年間企業取材を行った経験の持ち主です。その経験から、企業がどのような原因から倒産に至ったのか、また、そのサインはどのようなところにあるのかを、豊富な実例に基づき説…

「電通と博報堂は何をしているのか」中川淳一郎

最近、若手社員が過労死自殺した問題で電通は何かと注目されています。また、それ以前からも、広告代理店という業種に対しては、何をしているのか具体的にはよくわからない一方で、特に、業界第一位の電通については、強大な影響力や利権を持っている得体の…