日々読書、時々一杯、折々投資

モグパクです。都内で働くサラリーマンです。 新書・文庫を1日1冊読むのを日課にしてます。あと、酒(主に日本酒)を飲むこと、投資をすることが好きです。

働き方改革を改革してほしい

楽しかった冬休みもおわり、世の中はすっかり、いつもの雰囲気に戻ってしまいました。でも、世の中には、年末年始も、あるいは年末年始だからこそ働かないといけない、という人々も大勢います。

 

しかし、さいきんは、働き方改革ということで、正月は(ぐらいは?)休もうという雰囲気があるようで、去年は営業していたけど、ことしの元日は休みというお店もありました。

 

それで不便になると不満を持つ人もいるかもしれないけど、わたしはぜんぜん気にしない。いきなり休むのはなく、前もって予告さえしてくれれば。まあ、それに、せめて正月ぐらいはみんな休みたいだろうなあと思うきもちはよく分かる。きっと働いている人もよろこんでいるだろうし、働き方改革わるくないなあなんて思っていたんですけど、ほんとうにそうなんだろうか?

 

たとえば、独身の人の場合。一人暮らしだからべつに正月だからって特にやることないし、親元に帰ればうるさいだけだから、仕事があればそれを口実に外に出ていられるなんて思っているかもしれない。

独身の人もそうでない人でも、歓迎しない人がいるかも。正月に出勤すれば、いつもよりお金もらえて、稼ぎ時なのに、正月休むなんて困るなんて思っている人もいるかもしれない。

お店もそうかも。正月なら消費者の財布も緩むし(いつもより高い値段つけても買ってくれるし)、こんな稼ぎ時ないのに何で休みにしないといけないんだろうって思っているかもしれない。

 

そう考えてみると、働き方改革とか政府が言っていて、だから正月休みましょうっていうのは、ほんとうの働き方改革ではないような気がする。働き方改革って、人はみんな事情があるんだから、多様な働き方を可能にすることが目的だと思うけど、正月休めというのはぜんぜん人それぞれの事情を無視している。

 

正月に限らず1年間365日働いている人といえば、鉄道、バスといった公共交通機関で働く人がいる。今年から働き方改革なので、正月は電車をぜんぶ運休にします!なんて鉄道会社が言い出したらどうなるだろう?たぶん、世間から非難轟々だと思う。鉄道は「公共」交通機関だからということなのかもしれないけど、「公共」というなら銀行はどうなんだろう?銀行の公共性って言われたりする。でも、銀行は年末年始ちゃっかり休んでいる。

 

こうやって比べてみると、働き方改革だから休めというのは、一部の人にしか適用されないし、また、休みたくない人が休まざるを得ないみたいな意味不明な話になっているような気がする。

 

働き方改革とか一億総活躍とか見てて思うけど、いまどき政府が旗振って国民にこうしましょうなんて呼びかけるのって時代錯誤すぎる。一億総活躍なんて戦前かよ!と思わずつっこみたくなるぐらい。

 

ことしは働き方改革を改革してほしい。