職場飲みをしたいと思っている人、そんな時間があったら、街にひとりで飲みに行きましょう
職場飲み。
なかなかむずかしいテーマです。
よく言われる、よくあるパターンとしては、上司・先輩は飲みにケーションということで職場飲みは必要という立場。
若手は仕事終わってからも飲みにまで付き合わされるなんて勘弁してほしいという立場。
個人差はとうぜんあるでしょうけど、大部分これが当てはまるでしょう。
わたしは年令的に職場では、上司・先輩に分類されるのですが、あえて、上司・先輩の方がむしろお断りなのではないか?という立場で考えてみます。
上司・先輩にとってのメリットを考えてみます。
職場でできないざっくばらんな話ができる、部下・後輩と良好な人間関係が作れる
ひょっとしたら相手によっては有効かも。でもそのかわり、酔った勢いで余計なことを言って関係を壊すリスクもあります。良好な人間関係は大事ですが、そのためには、職場でのじぶんの言動を気を付けるのが先でしょう。それに、酒を飲んでいる姿をみせることで、部下・後輩が敬意を持つようになるとはとても考えられません。敬意を持たせるような話しができるのなら、ふつうに職場でそれをすれば良いだけのことです。
部下や後輩が自分を立ててくれるから、自分に気を使ってくれるから
調子にのって、聞かれもしない昔話や自慢話をしようものなら、かくじつに職場の人間関係にマイナスでしょう。仕事に差し障るようなことをするのは、社会人としてどう考えても問題でしょう。
飲む相手がいないから
これは切実。わたしも分かります。でも、イヤイヤ付き合ってくれる相手と飲んで楽しいでしょうか?それなら、ひとり飲みをおすすめします。
続いては、上司・先輩にとってのデメリットです。メリットがないことがデメリット、あるいは、メリットと思ったら逆効果というのがデメリットですが、それ以外にないのか、考えてみます。
部下・後輩におごらないといけない
金額によるというのはあります。しかし、ひとり当たり3000円で済むようなお店で奢ってあげたとしても、さして感謝はされないでしょう。
これが、ひとりあたり10000円するようなお店であれば感謝されるでしょうけど、こちらの財布がもちません。
話題が仕事や職場のことばかり。いくら職場飲みしても、視野も人間関係も広がらない
せっかく仕事が早くおわって飲みに行くのに、なぜ仕事の続きみたいなことを酒席で話さないといけないのか?どう考えても時間の無駄です。
そんな時間があったら、飲み屋にひとりで行き、お店の人とざつだんしている方がよっぽど面白い。お酒や料理のことを教えてくれたりして、自分の視野がひろがるかもしれないし、他の常連さんを紹介してくれて、新たな知り合いができるかもしれない。このメリットを得られない職場飲みに時間とお金をかけるのは、本当にもったいない。
そして、このメリットを得るためには、じつは、友達と飲むのもダメ。ひとりで飲みに行くことが必要です。